2013年8月28日水曜日

24時間TVのチャリティマラソンは本当に人に感動を届けているのか

先日、24時間TVの放送がありましたね。

私はその中のほんの一部しか見ていないのですが、放送が終了した今もその熱気冷めあらぬといった感じで日テレでは連日取り上げられています。

その中で、お話ししたいのはチャリティマラソンについて。

今回のマラソンランナーは森三中の大島さん。

そして毎回それに伴走する坂本トレーナー。

この坂本トレーナーはマラソン業界でもかなり有名な人で、経歴も確かなもの。

この24時間テレビのマラソン企画には開始当初からかかわり、もはや24時間テレビのマラソンの顔ともいえるほどの主要人物です。

ところで皆さんは思いませんか?

チャリティマラソンをやる度に、ランナーの体のどこかが必ず故障している、と。

特に膝や足、腰なんかですね。

これについて、昔聞いたことがあるんです。

「坂本トレーナーがわざと故障させるようなメニューを組んで、その逆境に打ち勝つ芸人の姿をTVで流す事で様々なハンデを持つ人たちに勇気を抱かせる事が出来る見世物になるのだ」

と。

普通に考えて、100㎞走るくらいでしたら、私にでもできます(元長距離ランナーです)

数か月の厳しいトレーニングが必要なのは判りますが、なぜそのトレーニングが必要かってこの企画に関しては「故障させるための期間として」トレーニングが必要、というだけなのです。

それが私には正直理解できません。

ただ走るだけでは人を感動させられないと思っている、ということでしょうけど、今まで運動を対してやっていなかった人がこれを機に無理のないトレーニングを行って五体満足に完走する事が出来ればそれはそれで感動ものだと思います。

自分も走りたい、と思うきっかけになると思うのになぜ、わざわざ故障させるのでしょうか?

そこまでハンデを背負っている人をコケにしたいのでしょうか?

そう思わずにはいられません。

ですので、私は毎年24時間TVを見ません。

トレーナーなら、五体満足にゴールまで走らせることを責務としてメニューを組むべきだと思います。

芸能界は私の様な一般人には理解できませんが、そんな汚い世界なら夢を見てみる事さえかなわないですね。

2013年8月22日木曜日

世界各国の髭の権力

今の日本、男性は髭を剃り整える事が当たり前と考えられています。

ですがその昔、日本もひげを蓄える事が一般的であった時代があります。

日本では中世から江戸時代初頭、武士は髭を蓄えることが当然とされました。

髭のない男性は馬鹿にされるので、付け髭をしていた武人もいたそうです。

豊臣秀吉は髭が薄い事で有名ですね。

江戸時代中ごろから今の様に髭を剃る事が流行りだし、髭を長く蓄えている者を『野蛮人』として捉えるようになりました。

日本では髭を剃る事が当然という考え方になりましたが、他の地域では今なお髭を立派に蓄える事が男性の象徴だとするところもあります。

パキスタンの実業家、マリク・アミル・モハンマド・カーン・アフリディさんはそんな男性の一人。

切りそろえられ、重力に反して緩やかな弧を描き天を指しています。

彼はこの髭を誇りに思い、人に注目されることが好きだと話します。

ところが、パキスタンでは今、イスラム武装勢力が髭を剃らないならば短く刈るという教義を強要しています。

これに巻き込まれたアフリディさんは用心棒を雇うも敢え無く拉致、髭を切る事を強制されました。

命からがら逃げ切った彼は、懲りずに髭を伸ばし、立派になってくるとまた脅迫が始まりました。

今ではおびえながら暮らしているということです。

ですがではなぜ髭をそんなに蓄えようとするのでしょうか?

彼の故郷は人目を引く立派な髭に「ひげ手当」として毎月の手当を支給しています。

これは伝統的な祐樹と男らしさをたたえる象徴として捉えられているようです。

インドでも髭のある男性は尊敬され、力強く、男らしいと女性から人気なようです。

髭は男性ホルモンと深く関わりがあります。

髭が立派に生えてくる人は、肉体も男性的で立派に成長します。

ですから、髭が立派な人=力強い人って思われているのかも?

2013年8月9日金曜日

女性の出産で思うこと

女性の出産について

出産を経験したことがない私は当然のことながら出産の苦しみは測りかねません。

男の人からしてみたら新しい家族が増えるのは嬉しい事であり、また、気が動転する事の大事件なのです。

先日、スウェーデンで起こったとある事故もそんなお父さんの喜びと焦りが産んだびっくり事件でした。


それは先日の8/6に起きました。

夫のMokhlesさんは出産間近の奥さんを助手席に、子供2人を連れて友人から借りた車で病院に急いでいました。

その道中、奥さんの出産が始まり、ついにMokhlesさんの運転する車の中で出産してしまいました。

驚きのあまり道路から目を離した彼の車は溝にタイヤを取られ4回横転、車が止まった時には家族3人の無事を確認しました。

ですが、生まれたばかりの子供の姿が見えません。

探してみるとお母さんの座席の下に隠れるようにいました。

奥さんのMezbanさんは「安心しましたが、体中あちこちが痛みました」と話したそうです。

生まれた子供が大きくなった時、「私が生まれた時、お父さんがびっくりして交通事故を起こしたんですよ」なんて言うようになるかもしれませんね。

私もそうですが、生まれた時の話って今でもされるんですよね。

貴方が生まれた時は帝王切開だったとか、頭にネットを付けた写真とかなんとか…。

親にしてみたら人生最大の大事件なのかもしれません。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2960237/11140085