2013年2月25日月曜日
"二番煎じ"の意味
"二番煎じ"という言葉をご存知ですか?
そもそも"煎じる"とは
薬や茶などを煮つめて、成分、滋養などを取り出す。
という意味があります。
さて、そこから考えて"二番煎じ"という言葉の意味を考えましょう。
そうなると…「二番茶の事かなぁ?」となりませんか?
でも実はこれ、もともとはお茶の事を指していなかったんです。
本当はこんなお話し。
真冬の夜、町の旦那達は火の用心に夜回りをする事になったんだけれど、寒いからと2組に分かれて回る事にした。
「火の用心」そう言いながら気を打ち鳴らす姿を想像して下さい。寒いもんだから、両手を服の裾の中に入れたまま、気を打ち鳴らそうものなら、音も響かず、寒くて声も小さい。
そんな状態で早々に1組目が帰ってきた。
2組目が夜回りに行くと、1組目の一人の旦那が酒を出した。
もちろん、その番小屋は飲酒禁止。
でも飲みたい。
土瓶に移し替えて温めて、なおかつこれを酒ではなく煎じ薬と言う事にしよう、となってあっという間に大盛り上がり。猪鍋を囲い始めた。
そんな時、見回りの役人がそこを訪れる。
あわてて隠したが、それを見咎められ「これは風邪煎じ薬です」といった。
役人が「私も風邪をひいているのでその薬を分けてくれないか?」と言われれば差し出すしかない。
猪鍋もばれて、役人にぺろりと平らげられてしまった。
「良い煎じ薬だな。もう一回りしてくるから、二番を煎じておくように」
となったわけ。
旦那達には街を守る義務があったって言うのに、全く、男の人って本当にしょうがないな…。
2013年2月22日金曜日
ドキンちゃんとコキンちゃん
ドラマや小説を読んでいると、意外な展開に驚かされることがありますよね。
「え!血の繋がった兄弟なの!?」
「既に死んでいただなんて…。」
とかって言うのはよくあるパターンです。
ところで、話は変わって、皆さん子供の頃に"アンパンマン"って見ていましたか?
やなせたかし先生原作の作品ですね。
この作品に"ドキンちゃん""コキンちゃん"というキャラクターがいたのを覚えていますか?
コキンちゃんはドキンちゃんの事を「おねえちゃん」と呼んでいるのですが、実は妹ではないんだそうです。
wikiでも彼女たちは姉妹である、とされているだけに驚きの新事実。
私も今まで、彼女たちは姉妹だと思っていただけに、
「なんだかわからないけど騙された!!」
という気持ちになっています。
この気持ち、なんでしょう?
全く疑っていなかっただけに、というか誰もがそう思っていただけに、もういっそのこと"妹"と言ってしまえばよかったのに、とも思ってしまいます。
でも、やなせたかし先生は戦争というテーマをしっかり考えている人だからこそ、血の繋がりのない姉妹でもいいじゃないか、と思ったのかも知れませんね。
そうだとしたら、騙された…は違うな。
もし、二人が血の繋がった姉妹だと思っている子供が近くにいたら
「二人は血の繋がりはないけれど、姉妹なんだよ」
といいたくなるかもしれません。
2013年2月15日金曜日
バレンタインとレスリング
皆さん、バレンタインはいかがでしたか?
私は…小麦粉忘れたりバター忘れたり落としたり、持っていく途中で溶けたり…。
ちょっとだけ泣きそうです…。
でも、本命はないので良かっ…悪かったのかな!?
話を変えましょう。泣きたくなってきましたから!
レスリングがオリンピック競技から外される可能性がある、という話がありますね。
まだあくまで可能性の段階ですけれど、日本では心配の声が上がっています。
そもそも、レスリングはヨーロッパ発祥の格闘技で、1896年からオリンピック種目として入りました。
歴代の結果を見ると、日本がずば抜けて強いわけではなかったのだという事が見てとれました。
女性の選手は多少その感はありますけどね。
そのかわりに検討されている種目が、
野球、空手、武術、ローラースポーツ、スカッシュ、スポーツクライミング、ウェイクボード
ですよね。
確かにレスリングは日本人が好きな競技の一つかもしれないですが、空手や武術は日本のお家芸と考えてもいいはず。
何故、ここに注目しないのかな?と思いました。
確かに、去年のレスリング熱はすごかったと思うのですが、他に入る競技に関係している人からしてみたら自分たちの競技がオリンピック種目に仲間入りできるのだから嬉しいのでは?
私は昔スカッシュをやった事があるので嬉しいのですが…。
でも確かに、自分の好きな競技を見る機会が減るのは悲しいかも。
みんなが幸せになる結末がつくといいですね。
2013年2月8日金曜日
バレンタインは何を作りますか?
2月14日のバレンタインが近づいていますね。
皆さんはどんなチョコレートを用意していますか?
私は材料をそろえて今から作成するところです…が、この瞬間がドキドキしますよね。
この3連休は台所とお友達になる所存です!
さて、今年は何を作ろうかなー、ということで昨日のうちにレシピを考えておきました。
パウンドケーキとチョコレート味のソフトクッキー(ウーピーパイ)
考えた末、この2つにしました。
ところで、何故"パウンドケーキ"というか知っていますか?
それは小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンド(=pound)ずつ使って作るから、なんだそうです。
でも、レシピを見ると…あれ?
1lb=453.592g
だから…これはパウンドケーキではないのかも?w
おかしいですね…。
でも、まぁ、美味しければ良いということでヾ(@^▽^@)ノ
ついでに、ウーピーパイは「うっひょー!」となるパイ…ってなんだそれ!?(*^m^)o
wikipediaの知識ですが、フランスでは「四分の四」を表すカトル・カールというのだそう。
これはもしかして万国共通の美味しい比率なのかな…?
誰もが知っていますが、日本のバレンタインは企業戦略として日本に持ち込まれたものです。
それが今ではこんなに浸透してしまって…。
日本人って影響されやすいのかも!?
イベントが好きって言い方もできますけどねf(^-^)
さて、そんなイベントを楽しむべく…おいしいお菓子を作りましょう!
2013年2月6日水曜日
初めての投稿です
初めまして、乙葉っていいます。
初夏の頃に生まれたので母が"葉"という漢字を使いたいと言ったそうです。それでこの名前。
初めてのブログですがお願いします。
私は本を読む事が好きです。
気になった事は何でも書いていこうと思っています。
今日は筒井康隆の『パプリカ』という作品を読んでいました。
この筒井康隆という先生は随分と変わった世界観をお持ちで、中学生の時から短編集を読んでいます。
『廃塾令』なんかは学生時代に読んだ時は「なるほど…学歴社会はいずれこんな末路をたどる可能性を秘めているよね」と思ったものです。
それに、この人の作品は少し大きくなってからでないと、教育的にあまりよろしくないと言われることが多いです。
私は、そこまで過保護であるいつようはないと思うのですが、それでも、確かにこれは小学生には読んで欲しくないかも…という作品はほんの少し…いや、多少はあったりしますね。
最近はライトノベルといった、別ジャンルでの執筆を行ったり、朝日新聞に小説を掲載しています。
その他にもこの人、実は俳優さんだというのはあまり知られていないお話し。
本当に多彩な人はいるものですね。
話を本題に戻しまして、『パプリカ』は主人公の女性が夢の中に潜入して精神の問題を解決していくSFもの。
会社の利権や時に恋、そしてもちろんSF要素も楽しめる作品です。
アニメ作品とこの小説では内容が違いますが…と、ここから先はご自身でお確かめ下さい。
筒井康隆といえば、かの有名な『時をかける少女』の作者でもあります。
あの作品は何度も何度もリメイクされていますから、原作を見るのもオススメです。
皆さんがどの『時かけ』を見たのだとしても原作を楽しまなくてはあの作品はもったいない気がしますからね。
それでは、また気になったこと・お話ししたいことがあったら更新します。
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