デジタルとアナログについて
この話をする前に、デジタルとアナログという言葉の意味についてお話しします。
アナログは、「類似するもの」を示し、この二つの言葉は対比していませんでした。
デジタルとは、もともと「ディジタル」という「指で数える」という意味を持っていました。
ところが、これを0と1だけの数字だけで構成されるデータという表現方式に置き換えたところから、我々のよく知る「デジタル」という言葉が出来てきました。
それにより、デジタルはデータ、アナログは本物を模造したものとなったのです。
これだと少しわかりづらいと思いますので、それぞれを例にとってお話ししようと思います。
デジタルは0と1で構成されたデータです。DVDを見る時、プレイヤーを使ってそのデータを映像に置き換えてみる事が出来、データは劣化しませんのでDVDの保存状況次第で半永久的に見る事が出来ます。
アナログは本物を模造したものです。人物画を描いたとして、その絵は描かれている本人をまねているだけで、本人ではありません。
それに絵はいずれ劣化し、見る事は出来なくなります。
比較してみると一見、デジタルの方が良いと思えてしまうかもしれませんが、デジタルはそのデータを見るために何かしらの装置を必要とします。
アナログは、一切の装置無く見る事が出来ます。
デジタルは出来る限りの無駄を減らした結果、何かしらの装置を使用してしか理解する事が出来ないものになりました。
私たち人が、アナログのものに囲まれると時に心穏やかに過ごす事が出来るのは目に見る事が出来、触れ、知覚する事が出来るからだと言えるでしょう。
デジタルを否定するつもりはありません。
例えば寝起きに針が廻るアナログの時計を見て、今の時刻を瞬時に理解する事は難しいです。
ですが、寝起きにデジタルの時計をみて、「いまは8時なんだな」と知覚する事は容易に可能だと思います。
その意味では、デジタルは無駄なものをそぎ落としたツールであると言えるでしょう。
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